ニュース検定の勉強にも最適!オススメの国際・歴史・宗教の本

インターネットの登場や企業のグローバル化により「世界が小さくなった」という表現を目にしたことがあります。遠い国の出来事が日本に直接影響を及ぼす、そんな傾向は今後益々強くなるのではないでしょうか。

世界では今、何が起こっているのか───知らないでは済まされない国際問題と、その背景にある歴史・宗教について、ニュースを見る上で知っておきたい基礎的な知識が身につく本を中心に紹介します。ニュース検定で直接、点に結びつく本ばかりではありませんが、読むことでニュースに対する理解度が違ってきます

N検役立ち度は「ニュース検定で直接役立つか」を、オススメ度については「そのニュースの基礎が理解できるようになるか」を重視しました。読む時にある程度の基礎知識を必要とする本は、個人としてはオススメしたい本でも泣く泣く★3程度にしています。本の内容の良さとは関係ありません。ですのでオススメ度に関係なく、目に止まった本は是非、手に取っていただきたいと思います。

はじめての日本現代史 伊勢弘志 飛矢﨑雅也
N検役立ち度 ★★★★ オススメ度 ★★★★
分厚いが読みやすさがそれを感じさせない一冊。知っているようで知らない現代史を一本線で解説。派閥についての描写も多く、政治の舞台裏が面白く読める
教養としての宗教入門 中村圭志
N検役立ち度 ★★ オススメ度 ★★★★
宗教の教義・歴史・世界観を大局的な視点で把握したい人にぴったりの一冊。8つの宗教を解説。世界のニュースを読み解くのに欠かせない宗教の基礎が身につきます
物語 ○○の歴史シリーズ ───
N検役立ち度 ★★★ オススメ度 ★★★
中公新書のシリーズ。歴史寄りか物語寄りかは著者によるが、読みやすさ重視のスタイルは一貫。大まかにその国の歴史を知りたい人向け