”怪物”の底力と”伝説”の意地
ボクシングWBSSの決勝戦。井上尚弥選手vsノニト・ドネア選手の一戦は、決勝に相応しい大激戦を井上選手が判定で制しました。
正直、井上選手が何ラウンドでKOするかという目で見ていました。ドネア選手と言えば、当時フライ級で最強と言われたダルチニアン選手を倒した「閃光の左フック」があまりにも有名ですが、36歳という年齢、久々のバンダム復帰と不安要素の方が強く、多くのファンが厳しい目で見ていたと思います。
しかし、この”伝説”はこれらの見方をあざ笑うかのように若き”怪物”と互角以上に渡り合います。キャリアやタフさといった自らの強みを存分に見せつけると、何度も強打を浴びせ、井上選手を既のところまで追い詰めます。
目のカットに鼻血、更にKO級のパンチをもらい「まさか」の瞬間があるのかと誰もが思った第9ラウンド。しかし、この怪物は終わりませんでした。第10ラウンド、瀕死の怪物は牙を剥き出し、一転して攻勢に出ると続く第11ラウンドで遂にダウンを奪いました。
ボディで倒されたら立てない───プロボクサーが口を揃えて言うパンチでダウンを奪われ「終わった」と思われたドネア選手ですが、ここでも期待を裏切ります。10カウントぎりぎりで立ち上がると、井上選手の強打をまともに浴びながら倒れることを知りません。伝説は死なず、最終ラウンドも激しい打ち合いを演じてみせKOを許しませんでした。
追い詰められた状況で底力を見せた井上選手と、伝説の証明と意地を見せつけたドネア選手。2人ともすごくカッコ良くて、心から感動できる試合でした。
今日の勉強
・公式問題集 準2級(17)、2級(17)、1級(国際 1~10)
・憲法1、2章、9月のニュースまとめを確認
テキストはどのように読むのが良いでしょうか。
今回の1級は6割程度しか取れていないと思います。もし宜しければアドバイスいただけますでしょうか。
kenさん、初めまして。私がテキストを読むときは「線を引きながら読む」「線を引いた所は声を出して読む」ようにしています。後は最低3周以上読むようにしていますが、他に工夫もなく「回数読めば覚えるだろう」の力技になっています…
まだ精査していないので何とも言えないのですが、テキスト外のニュースが扱われた選択肢も多かったのでkenさんの点数が伸びなかった原因は他にあるかもしれません。週末に11月検定の分析をUPする予定なので、アドバイスの代わりになれば幸いです