カルメン/タマンゴ読了

「カルメン/タマンゴ」(プロスペル・メリメ/工藤庸子 訳)を読み終えました。

まずは「タマンゴ」。黒人の奴隷商人タマンゴは、酒の失敗で自らが黒人奴隷になってしまいます。洋上の奴隷船でタマンゴは反乱を起こすのですが───。う~ん、最後が「え?」という感じで拍子抜けしました。期待した分、ガッカリ度が高かったかもしれません。

「カルメン」は良かったです。物語はそれほど面白いとは思わなかったのですが、魔性の女・カルメンがカッコ良い。自由奔放、側にいるのに手を伸ばしても捕まらない。同じ男として、主人公のドン・ホセがヤキモキするのもわかります。見どころはラストでカルメンが啖呵を切るシーン。これは作者が言わせたものでなく、カルメンが言ったセリフなのだと私は思っています。

今日の勉強

・公式問題集  1級(国際 1~10)
・憲法1、2章、4、5月のニュースまとめを確認

気になるニュースメモ

・YahooとLINEが経営統合
・「覆面禁止規則は香港基本法に違反」香港高等法院
高等法院は日本の高等裁判所に相当。同規則について「合理的な必要性を超えている」と判断

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