統治二論

統治二論を読み始めました。

ルソーの社会契約論、モンテスキューの法の精神、そしてロックの統治二論。年初に立てた目標は「世界史の教科書に必ず出てくるシリーズの制覇」でした。今年も残り少なくなりましたが、最後の一冊となる統治二論を読破して気持ちよく新年を迎えたいと思います。

統治「二論」ということで、本書は2つの論文から構成されています。今読んでいるのは第一論に当たる部分で、王権神授説の否定───とりわけロバート・フィルマーという人の論じる王権神授説の正当性を否定する内容になっています。聖書の記述を元に王権神授説を支持するフィルマーを、同じく聖書の記述を元に、これでもか、これでもかと否定しています。親でも殺されたのか、という表現はこんな時に使うのでしょうか。しつこくフィルマーを叩くロックに癒やされながら、今の所は楽しく読めています。

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