一九八四年を読み終えました

TOP画像を変更しました。少しは夏らしい雰囲気になったでしょうか。

「一九八四年」(ジョージ・オーウェル/高橋和久 訳)を読み終えました。「すばらしい新世界」(オルダス・ハクスリー)とは真逆の世界、こちらは恐怖で支配するディストピア。最初は同じジョージ・オーウェルの名作「動物農場」とよく似ていると思ったのですが、より完璧な監視社会を構築した世界が舞台となっています。主人公であるウィンストン・スミスは国家の体制に不満を抱いており、反政府活動に強い興味を抱くようになるのですが…

主人公の住むオセアニアという国家(アメリカ大陸~イギリス辺りを領有)は、北○鮮や○国を連想させられました。物語に入り込むタイプの方だと非常に怖い思いをすると思います。名作と呼ばれるだけのことはあるので、興味が出たらぜひ手にとってみてください。

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