今更ですが自己紹介
メールで「Sholmesさんってどう読むんですか」という質問をいただきました。片仮名で書くと、ショームズ、という読みになります。
私のHNの元になった怪盗ルパンに出てくるHerlock Sholmesは元々Sherlock Holmes、コナン・ドイルの作品に出てくる名探偵シャーロック・ホームズそのままでした。ルパンの作者であるモーリス・ルブランはある時からルパンのライバル役として登場させたこの探偵を、Sherlock HolmesからHerlock Sholmes(見てわかるように頭文字を入れ替えただけです)という名前に変えて登場させるようになりました。なぜ途中で名前を変更したかについては諸説あるようです。
さて、私が子供の頃に読んだ怪盗ルパンのシリーズ「奇巌城」に出てくるホームズは、意地悪な上にルパンにけちょんけちょんにやられる役でした。奇巌城は数あるルパンシリーズの中で一番好きな作品なのですが、ホームズの大ファンだった私にはこれだけが許せませんでした。
ところがある時、別のルパンシリーズで出てきたホームズらしき探偵は「ハーロック・ショームズ」という名前になっていました。そうか、ルパンにやられたのは”ショームズ”で”ホームズ”じゃないんだ。ホームズより格下のショームズ探偵がやられただけ。この問題はこんなふうに自分の中で解決しました。
憧れのSherlock Holmesに遥かに及ばないHerlock Sholmes。「司馬遷に遥かに及ばない」という理由から司馬遼太郎というPNが生まれたのにあやかって、当サイトでのHNをSholmesとしてみました。
Herlock Sholmesにはハーロック・ショームズという読み方の他に、エルロック・ショルメ(ショルメス)という読み方もあります。ハーロック・ショームズは英語読みで、Herlock Sholmesは英国の名探偵であるということからSholmes=ショームズの読み方を採用しました。
以上、今更の自己紹介でした。この話をしていたら久々にルパンやホームズが読みたくなってので、今度図書館で借りてこようと思います。