藤井聡太七段と堀口一史座七段の対局
さて、趣味の将棋から今日話題になったお話について。
将棋は知らなくても名前は知っているプロ棋士といえば、羽生善治九段と藤井聡太七段が双璧ではないでしょうか。特に藤井七段は対局があるたびに勝敗が取り上げられる異例ぶり。その藤井七段が本日、順位戦と呼ばれるリーグ戦の対局に臨みました。
相手は堀口一史座七段。その堀口七段の対局前の「奇行」が話題となり、Yahooのトップ記事にもなりました。そして、深夜に決着がつくことも珍しくない順位戦の対局が、午前中で終了(結果は藤井聡太七段勝ち)したということもあり、ネットでは盛んに取り上げられました。
ただ「んん?」という記事も散見したので、思うところを書いてみたいと思います。まず堀口七段が「早指し」という記事ですが、元々は長考派。長考派だけど早指しも強いタイプでした。今のような早指し早投げ(早く参ったすること)ではありません。また、よく名前を目にする「強い棋士」で、当時活躍していた55年組やチャイルドブランドと呼ばれた世代をトップ集団とすると、それを追う第2グループくらいに属していた印象です。当時私は中学生で記憶も薄れてはいますが(苦笑)、実力派の棋士であったことは衆目一致するところでしょう。
それだけに、時に投げやりとも映る最近の将棋は残念でありません。将棋ライターの松本さんの記事が、昔から見てきた将棋ファンの心情を一番表しているのではないでしょうか。
・気になるニュースメモ
・半導体材料「事実上の禁輸」、徴用工問題で韓国への事実上の対抗措置
読売新聞web該当記事参照