合否結果とニュース検定1級の問題分析
1級、2級共に合格していました。とりあえずホッとしています。合否発表は8/10まで、ニュース検定公式サイトで確認できます。
配点は1~40問=2点、41~44問=3点、45問=8点。配点の発表はおそらく初めてではないでしょうか。大きく分けると通常問題で80点、筆記問題で20点、筆記の20点はしっかりと準備すれば取れるので確実な得点源になります。
当ブログで毎日の勉強を公開してきましたが、公式テキスト+公式問題集+ニュースチェック(今月の主なニュース参照)で、合格圏である8割台を取ることができました。次は安定合格圏である9割を取るためにどのようなことに取り組めばよいのか、今回の問題を分析しながら考えていきます。
2019年6月ニュース検定1級問題分析
2~5月のニュース
出題数は7問、(4)(12)(29)(33)(35)(37)(38)。
新しいニュースの中身を聞かれるのではなく、選択肢の1つとして登場します。細かい部分を問われる選択肢ではないので、新聞の見出しと前文をチェックしていれば十分対応できると思います。
憲法の問題
出題数は3問、(5)(6)(7)。
(5)は憲法の条文を知らないと解きづらいかもしれません。1級レベルならある程度は憲法を把握しておくべきということでしょうか。細かい所を聞かれる問題は捨てるのも1つの選択ではあります。(6)は引っ掛け問題ですが、某議員の「俺は国会議員だから不逮捕特権があるんだ」という発言を上手く取り上げた良問だと思いました。
テキスト外の問題
出題数は3問、(13)(22)(34)。
公式テキストでは触れられていなかった問題です。「経理書類インボイスの導入」「フレックス制度の拡充」「循環型社会形成推進基本法の3Rの優先度」など、全くわかりませんでした。ただ、単語がわからなくても「消去法」で他の選択肢を丁寧にみれば解けるようにはなっています。
この手の問題は必ずあり、満点を目指すのでなければ無理に対策をする必要はないのでは、と考えているのですが、どうでしょうか。
2級合格へここもチェック!からの出題
出題数は2問、(10)(26)。
意外と少ないと思ったのが、公式テキスト「2級合格へここもチェック!」からの出題です。2級~、とある割には、1級でよく出るイメージだったので結果は意外でした。それとも今回はたまたま少なかっただけ?ちなみに2級の問題ではよく出てきました。
全体の構成
読解・活用問題は3問1セットのみ。公式問題集そのままの問題ではありませんでした。筆記は5問で変わらず、こちらは公式問題集からそのまま出ています。と言っても、約40問ある模擬問題を完璧にしておく必要はありますが。残りの37問はどこかで見たような問題が多く準2級や2級の模擬問題の、選択肢と正解を変えて出しているようでした。全てを確認したわけではないですが「そのまま」という問題はなかったと思います。
次回の1級検定に向けて
公式問題集は少し格上げ。準2・2級の問題はテキストのチェック用で9割正解していれば問題なし、という認識でしたが、正解以外の選択肢について、なぜ違うのかをしっかりと把握する必要があると感じました。具体的には1つ1つの選択肢について「○○だからこれは違う」と正確に言えるようになることです。
今回の分析結果を踏まえ、1級対策のページもより進化させていきます。安定の9割合格を目指して、一緒にがんばりましょう!
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